公開ブリーフィング(第3回)
2020 SDGs東京五輪「持続可能性運営計画第2版」に向けて、企業との情報共有
「持続可能な大会」として名高い、2012年ロンドン五輪・パラリンピックの成功の秘訣は、計画初期段階から多くの民間ステークホルダーを巻き込めたことにあるといいます。
2020年東京大会でも、2015年2月に発表した「大会開催基本計画」ビジョンに「エンゲージメント」を掲げ、「大会ビジョンを広く醸成し国内外の人々と共に大会を創りあげていく活動」として、学識経験者、民間セクター、NGO・NPO、業界団体等多くの方々と協働で取組む、と謳っています。
少なくない有識者から、東京大会はロンドンに比べて対応が遅い、との指摘を受ける中、エンゲージメントについても、捗々しくないようです。
そこで、残り3年を切る今、具体的内容が求められている「持続可能性に配慮した運営計画 第2版」(2018年3月公表予定)に向けて、学識経験者たちが持続可能性配慮施策として何を提言していて、それに対応するアクションとして、民間部門や国内NGO・NPO達がどこまで準備を進めているのか?その実現のためには各主体がどのように参加することができるのか?について、公開ブリーフィングを開催、エンゲージメントの構築により準備の加速化を目指します。
参加者からの質問と回答をまとめました
9/14当日の参加者からの質問に対する回答(下記3機関から)をまとめました。
注:寄せられた質問に対する個別の回答についてのお問い合わせは、各回答者に直接お訊ね下さるようお願いいたします。
参加者からの質問と回答はこちらからご覧いただけます。
意見のまとめと提言が組織委員会ディスカッショングループ会合で紹介されました
パネルディスカッションのモデレーター藤野純一様のご協力により、公開ブリーフィングの内容が提言としてまとめられ、9月29日に開催された組織委員会持続可能性ディスカッショングループの会合で紹介されました。まとめと提言はこちらからご覧いただけます。
当日の内容は、下記動画でご覧いただけます
配布資料 (敬称略)
- プログラム 170914_00_program.pdf [509KB]
- ブリーフィング1「持続可能なオリパラ2020の意義」(小宮山 宏)01_komiyama.pdf [1,153KB]
- ブリーフィング2「持続可能なスポーツイベントへの提案」(羽仁 カンタ)02_hani.pdf [2,168KB]
- パネルディスカッション「低炭素ワーキンググループの進捗と持続可能性計画に関する私見」(藤野 純一)03_fujino.pdf [1,809KB]
- パネルディスカッション「アサヒビールのグリーン電力活用の取り組み」(内田 光喜)04_uchida.pdf [1,313KB]
- パネルディスカッション「2020東京オリパラに向けてのお客様参加型の環境負荷低減活動」(星山 英子)05_hoshiyama.pdf [541KB]
- パネルディスカッション「廃棄物の100%再資源化を実現するために」(鈴木 孝雄)06_suzuki.pdf [2,431KB]
- パネルディスカッション「『資源循環による低炭素化』持続可能な社会の実現に向けて」(西本 利一)07_nishimoto.pdf [1,147KB]
- パネルディスカッション「NGO/NPOとの協働を2020大会のレガシーに」(坂本 有希)08_sakamoto.pdf [1,255KB]
- パネルディスカッション「責任投資原則(PRI)は」(森澤 充世)09_morisawa.pdf [1,934KB]
- パネルディスカッション「スポンサー以外の企業の参画と持続可能性施策のための新たな資金調達について」(梅原 由美子)10_umehara.pdf [328KB]
- 総括「東京都の持続可能性に関する取組について」(小池 百合子)11_koike.pdf [2,513KB]
これまでの公開ブリーフィング
- 第 1 弾 公開ブリーフィング(12/4 開催)発表資料および動画:http://www.renewable-ei.org/activities/events_20161204.php
- 第 2 弾 企業のためのシンポジウム(2/23 開催)発表資料および動画:http://www.renewable-ei.org/activities/events_20170223.php
- 日時
- 2017年9月14日(木)11:30~14:00
(報道受付開始10:30~、一般受付開始午前11:00~、開場:11:10) - 場所
- 3×3 Lab Future サロン
〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階
TEL: 03-3287-6200
http://www.33lab-future.jp/access.html - 参加対象
- 企業、NGO関係者(事前登録制、先着120名様)
- 参加費
- 無料
- プログラム
- (敬称略、内容は予告なく変更することがあります)
<総合司会>大和田順子(おおわだ じゅんこ)
一般社団法人ロハス・ビジネス・アライアンス 共同代表(サスティナブル・ビジネス・ウィメン)1.主催者挨拶
鈴木 敦子(すずき あつこ)
(株)環境ビジネスエージェンシー 代表取締役(サスティナブル・ビジネス・ウィメン事務局長)2.ブリーフィング
1) 小宮山 宏(こみやま ひろし) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会/街づくり・持続可能性委員会 委員長
「持続可能なオリパラ2020の意義」2) 羽仁 カンタ(はに かんた) SUSPON代表
「持続可能なスポーツイベントへの提案」3.パネルディスカッション
街づくり・持続可能性委員会・藤野委員をコーディネーターに、SUSPON参加団体、企業等が、持続可能性配慮施策への意欲・計画と、直面している困難について議論し、困難の克服策を構想します。<モデレーター>
藤野 純一(ふじの じゅんいち) 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員/街づくり・持続可能性委員会 委員・内田 光喜(うちだ みつよし) アサヒビール株式会社 経営企画本部 環境・ARP室担当課長
・星山 英子(ほしやま えいこ) 株式会社 スーパーホテル経営品質部部長
・鈴木 孝雄(すずき たかお) スズトクホールディングス株式会社 代表取締役会長
・西本 利一(にしもと としかず) 東京製鐵株式会社 代表取締役社長
・坂本 有希(さかもと ゆき) 一般財団法人地球・人間環境フォーラム 専務理事/SUSPON 事務局長
・森澤 充世(もりさわ みちよ) Principles Responsible Investment ジャパンヘッド
・梅原 由美子(うめはら ゆみこ) Value Frontier(株) 取締役/サスティナブル・ビジネス・ウィメン4.総括
小池百合子(こいけ ゆりこ) 東京都知事/サスティナブル・ビジネス・ウィメン 最強顧問
「東京都の持続可能性に関する取組について」
- 主催
- サスティナブル・ビジネス・ウィメン、一般財団法人 地球・人間環境フォーラム、持続可能なスポーツイベントを実現するNGO/NPOネットワーク(SUSPON)、公益財団法人 自然エネルギー財団
・サスティナブル・ビジネス・ウィメンについて
日本の未来のためには、環境を良くすることで経済を発展させ、経済の活性化が環境を改善する『環境と経済の好循環』を作っていくことが重要。そのためには「女性のチカラがもっと活用されなければならない!」と、2004 年に小池百合子環境大臣が、環境関連ビジネスに関わる女性経営者や女性オピニオンリーダーと共に開いた懇談会。「環境と経済の好循環」の実現を主題とし、環境ビジネスについて女性リーダーの視点で議論したのが特徴。その後、歴代の環境大臣に引き継がれ、社会への発信を続けてきた。
2007 年 6 月に一般社団法人化したが、2013 年 3 月に発展的解散。現在、当時のアクティブメンバーらが集まり「サスティナブル・ビジネス・ウィメン」として再結成。さまざまな政策提言を展開中。
・持続可能なスポーツイベントを実現する NGO/NPO ネットワーク(SUSPON)について https://suspon.net/
・一般財団法人 地球・人間環境フォーラムについて http://www.gef.or.jp/
・公益財団法人 自然エネルギー財団について http://www.renewable-ei.org/ - 協力
- NPO法人サステナビリティ日本フォーラム
三菱地所株式会社 - 助成
- 環境再生保全機構地球環境基金(2017年度)
- お問合せ
- 地球・人間環境フォーラム内 SUSPON(サスポン)事務局
(担当:坂本、斎藤)
お問い合わせフォーム:https://ssl.form-mailer.jp/fms/91a333cd460595